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山の奥深くから切り出された杉の大木。この建物の中心となる御神木として、堂々とおわします。神々しく、清らかな空間となっています。
御神木を取り囲むように、木製の大きな階段。一枚一枚のベイマツの踏板も厚く、幅は2M近くあるので、迫力満点。アイアンと革の手摺が、軽やかさと重厚感という相反する魅力を放っています。
お施主様の後輩にあたる方のおばあさまのお家で使われていた梁を磨き直し、照明器具を彫り込んで、壁に取り付けました。なんとも味わい深く、ぬくもりと物語りを感じるあかりです。
ステンレスのゲートスタイルのアイランドシステムキッチン。フランス産ボルドーパインとの異素材のマッチングがスタイリッシュです。
壁やFIXに沿って、ぐるりとカウンタータイプの事務机が圧巻。真ん中に集まっての、社内ミーティングも可能です。大容量の本棚も据え付けてあるので、機能性バツグン。
シックな黒い絨毯と、特注の木製ドアが印象的。ドアノブにもきらりとコダワリが。大きなFIXは、廊下側にロールスクリーンを吊るして、全面が巨大なホワイトボードになります。
落ち着いた雰囲気の役員室には、スワロフスキーの照明を。今頃、デンマークのビンテージ家具たちが、このゴージャスな空間になじんでいることでしょう。
ニューヨークにあるような、クラッシックなタイプのリフト。かなりの存在感がありますが、音は静か。ゆるやかな透け感で圧迫感はまったく無く、カッコ良く佇んでいます。